学校の勉強や受験勉強では、身近な日用品を表す英単語を覚える機会があまりなかったと思う。
けれどもこういった単語は、海外旅行や日常会話で欠かせないはずだ。
そこで今日は、私たちの手の届くところにある日用品を、英語では何と言うのか、100個続けて確認してみよう。
「学校でも習ったような気がする編」
「意外とわからないよ編」
「和製英語だったらどうしよう編」
「21世紀の主役名詞編」
の4つのカテゴリーに分けてお届けするので、楽しんでもらいたい。
学校でも習ったような気がする編
まずは簡単なところから確認しよう。中学や高校で習うような単語ばかりだが、よい復習になるだろう。
自信を持って確認してほしい。
1. メガネ
2. 香水
3. コップ
4. お皿
レストランなんかでもらう「取り皿」は、plateよ。
5. 時計
6. ネックレス
7. 指輪
8. 財布
purseは、どちらかと言うと「小銭入れ」って感じね。
9. かばん
10. バスタオル
11. コート
12. トイレ
アメリカではbathroomやwashroomと言うが、これは家庭用のトイレだ。
でも、イギリスでbathroomと言うと「お風呂」ってことになっちまうから……
ああ。toiletと言うと「ザ・便所」って感じだから、避けた方がいいよな。
あと、飛行機なんかではlavatoryと表示されているわ。
13. ゴミ箱
アメリカ英語ではtrash canやgarbage canって言って、「can」を使って表現するんだ。
イギリス英語だと、rubbish binやdustbinのように「bin」を使って表すぜ。
14. 椅子
15. 石鹸
a bar of soap(石鹸1つ)、two bars of soap(石鹸2つ)のように、barという単語を使って数えるのよ。
barってのはまさしく「棒」って意味だ。チョコレートや金も、同じ数え方をするよな。
16. はさみ
scissorsよ。複数形で使うところに、注意してね。
17. テレビ
口語では略して、tellie(telly)って言ったりするわね。
18. ハンカチ
19. ズボン
でも、イギリスだとpantsは下着を指してしまうわ。
20. 靴下
21. 枕
22. 傘
23. お椀
24. お湯
25. 漫画
意外とわからないよ編
さあ、続いては少々厄介な「意外とわからないよ編」だ。日常的に使うアノ商品を、英語では何と言うのだろう?
中にはわかるものもあると思うので、いろいろと考えながら見てもらいたい。
26. 化粧水
27. 乳液
28. ハンドクリーム
29. 日焼け止め
sunscreenやsunblockって言うんだぜ!
30. 洗面タオル
アメリカだとwashcloth、イギリスだとflannelね。
31. 足ふきマット
32. 芳香剤
接尾語の「-en」は、形容詞を動詞化する働きを持ってるんだ。
less(少ない)⇒ lessen(を少なくする)
だから、freshenで「を新鮮にする」だ。受験でもよく出て来るから、覚えておこう!
33. 歯ブラシ
34. 歯磨き粉
toothpaste、または、tooth powderよ。
35. 冷蔵庫
36. 冷凍庫
37. 電子レンジ
rangeだと、料理用の旧式のオーブンをイメージさせてしまうんだ。
38. コンロ
gas stove(ガスコンロ)やelectric stove(電気コンロ)も併せて覚えておきましょう。
え?ストーブ?ストーブってコンロなの?じゃあ、ストーブは?
39. ストーブ
「(空気を)温めるヤツ」ってことで、heaterって言うの。
40. 蛇口
41. 燃えるゴミ
burn(燃える)っていう動詞を形容詞化したburnableがよく使われるわ。
42. 燃えないゴミ
同じように、nonburnableは「燃えない」という意味の形容詞よ。
43. 割りばし
disposeは「処分する」って意味の動詞で、その形容詞がdisposableだ。
Amazonで「disposable chopsticks」って検索したら、ちゃんと割り箸が出てくるわよ。
44. 消しゴム
45. 定規
Adobe社の画像編集ソフト・PhotoshopやIllustratorで出てくる「ルーラー」は、まさに「定規」って意味さ。
46. 換気扇
ここでの「ventilating」は現在分詞じゃなくて動名詞だから注意してくれ。
え?でもfanっていう名詞の前に動名詞が並ぶのは、おかしくない?
普通はな。けど例外的に、動名詞が名詞を修飾することもあるんだ。
waiting roomは「待っている部屋」じゃなくて「待つための部屋」だろ?これと同じさ。
そっか、waitingが現在分詞だとすると「待っている部屋(部屋が待っている)」になっちゃうもんね!
そう。これと同じで、ventilating fanは「換気するための羽根」、つまり「換気扇」ってことさ。
47. コンタクトの保存液
solution for contact lenses
solutionは「解決策」という意味の他に、「溶液」という意味でも用いるのよ。
48. ビデオカメラ
「camera」と「recorder」がくっついた言葉だ。
video cameraというと、業務用を指しちゃうわ。
49. 水筒
50. 封筒
Repeat after me.(私の後に繰り返して言ってください。)
51. ビニル袋
52. 紙袋
53. 掛け布団
布団は日本のものだからfutonで通じると思っている人も多いようだけど……
futonっていう言葉は「ソファーベッド」という意味で使ってるよな。
「をなだめる・を慰める」という他動詞comfortを名詞化したわけだな。
でもこれは、イギリスでは「おしゃぶり」という意味だから……
「掛布団」という意味でしっかり伝えるなら、quiltがいいわ。
54. 洗濯機
washing machine、または、washer
このwashingも「用途・目的を表す動名詞」だ。
laundryは「洗濯物」や「洗濯屋さん」を指すから、注意してね。
55. 延長コード
extend(を延長する)という他動詞の名詞形extensionを使ってるわけだな。
56. たこ足
例えば、差込口が3つのたこ足なら、3 outlet tapね。
57. ぬいぐるみ
stuffed animal(動物のぬいぐるみ)やstuffed doll(人形)なら、より具体的に伝わるわよ。
ちなみにstuffは、「(綿などのフワフワしたもの)を詰める」という意味だ。
stuffed toy(フワフワしたのもを詰められたおもちゃ)ということね。
58. 掃除機
59. 爪切り
60. 綿棒
アメリカではcotton swab、イギリスではcotton budだ。
商品名が一般化したQ-tipも「綿棒」という意味よ。
61. セロテープ
アメリカ英語ならscotch tape、イギリス英語ならsellotapeだ。
62. ガムテープ
63. 折り畳み傘
foldは「を折り曲げる」とか「を組む」という他動詞だ。
64. 加湿器
humid(湿気のある)という形容詞に由来してるのよ。
65. 革靴
和製英語だったらどうしよう編
私たちが普段用いる日用品の中には、カタカナで表現されているものもたくさんある。
そういったものをいざ英語にするときには「これって、和製英語なんじゃね?」という疑念がどうしても払えないものだ。
そこで続いては、カタカナで表現された日用品を英語では何と言うのかを見てみよう。
66. コンタクトレンズ
67. イヤホン
68. コンセント
アメリカではoutlet、イギリスではsocketと言うわね。
69. ティッシュ
Kleenex(クリネックス)は商品名に由来してるんだよな。
あと「tissue paper」だと、「プレゼントを包むときの半透明の薄い紙」を指すから、注意してね。
70. ポケットティッシュ
海外では、街中でポケットティッシュを配ってることなんてほとんどないわ。
71. マフラー
mufflerと言うと、車の排気部分にある消音装置をイメージされちゃうぜ。
72. パーカー
ちなみに、parkaだと「フード付き防水ジャケット」のことよ。
73. トイレットペーパー
74. スニーカー
アメリカではsneakers、イギリスではtrainersよ。
「練習する(train)ときの靴」で、trainersか。
75. トレーナー
76. ハイヒール
high heelsまたはhigh-heeled shoes
77. スリッパ
slipperは「紐のない、かかとの低い部屋履き」よ。
日本で言う「スリッパ」は、欧米ではあまり用いられないんだ。
78. ビーチサンダル
flip(はじく)とflop(ドスンと倒れる、落ちる)という、2つの動詞を組み合わせて出来た言葉だ。
ビーチサンダルを履いて歩くと、ペタペタと音がするからね。
79. シャンプー
80. コンディショナー
日本ではリンス・コンディショナー・トリートメントっていろいろあるけど、海外ではすべてconditionerで統一されてるんだ。
81. ドライヤー
単にdryerって言うと、「乾かすもの」、つまり洗濯乾燥機なんかも含まれちゃうわね。
実際、Amazonで「dryer」で検索すると、洗濯乾燥機も出てくるぜ。
82. シャーペン
mechanical pencilまたはlead pencil
日本での「シャープペンシル」という呼び名は、19世紀にアメリカで発売された「Eversharp pencil」に由来するんだ。
83. ボールペン
イギリスでは、商標を取ってbiro(バイロゥ)と呼ぶこともあるぜ。
84. エアコン
85. ストール
男子はあまり、「ストール」というものが何者なのかよくわかっておりませぬ。
86. リップクリーム
87. パンツ
男性用はbriefs(ブリーフ)やboxer shorts(ボクサーパンツ)があるよな。
あと、イギリスではpantsが「パンツ」を表すぜ。
下着の総称としてはunderwear、これだけ不可算名詞ね。
88. ストッキング
stockingsと言うと、長い靴下がイメージされるのよ。サッカー選手の靴下や、クリスマスプレゼントを入れる靴下みたいなね。
89. カーテン
90. マスク
91. ハンガー
92. インスタントコーヒー
21世紀の主役名詞編
最後に、21世紀に大活躍の日用品を、英語で何と言うのか確認しよう。
昔の教科書には載っていなかったが、今となってはどれも最重要の語句だろう。
93. 携帯電話
イギリスではmobile phoneっていうのをよく聞くぜ。
94. スマートフォン
95. 充電器
これがなくちゃ、もはや生活が成り立たないって人も多いのでは?
96. LANケーブル
97. Wi-Fi
フランス語圏などでは「ウィフィ」って発音するそうよ。
98. タブレット
99. タッチパネル
100. ノートパソコン
さいごに
いかがだっただろう。どれも私たちの生活に非常に近い単語ばかりだったのではないだろうか。
身の回りの日用品を表す単語をスラスラ言えるだけで、会話にもかなり自信が持てるようになるはずだ。
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