関係代名詞の例文まとめ|who, which, that, what の使い方
このページでは、基本的な関係代名詞である who, which, that, what を使った例文に触れることで、関係代名詞の使い方に慣れていこう。
なお、関係代名詞の詳しい使い方については、以下のページで学ぶことができる。
CONTENTS
関係代名詞 who を使った例文
関係代名詞 who は「人( person や friend など)」が先行詞のときに使う言葉で、主格(who)・所有格(whose)・目的格(whom/who)という3つの形がある。
所有格:「〜の」という意味を表すときの名詞の形
目的格:目的語Oになるときの名詞の形
主格 who の例文
(それが大したことではないと考える人もいる。)
(あなたのことを精神的にも感情的にも支えてくれる友人を持つことは良いことだ。)
(今朝、犬を散歩させている女性と出会った。)
※ who の代わりに that を使うこともよくある。
※関係代名詞 that は、先行詞が「人」でも「物事」でも使える。
所有格 whose の例文
(笑顔がとても美しい女性に惚れてるんだ。)
(彼は私が考えを参考にしている人物です。)
(リンゴの味見をしてもっともいいものを決めることを仕事にしている友人がいます。)
目的格 whom の例文
(彼は物事が上手くいっていないときに頼れる人ではないよ。)
(愛する人との別れは、決まって悲しいものだ。)
(彼は私が深く尊敬している経営者の一人だ。)
※関係代名詞の目的格は省略されやすい。
※ whom の代わりに、that や who を使う方が一般的。
関係代名詞 which を使った例文
関係代名詞 which は「物事( book や thing など)」が先行詞のときに使う言葉で、主格(which)・所有格(whose)・目的格(which)という3つの形がある。
所有格:「〜の」という意味を表すときの名詞の形
目的格:目的語Oになるときの名詞の形
主格 which の例文
(何か達成感を与えてくれることをしたい。)
(私は大人になった自分の人生を渡り歩く助けになるような本を探している。)
(体格に従って自分に似合う服を着よう。)
※ which の代わりに that を使うこともよくある。
※関係代名詞 that は、先行詞が「人」でも「物事」でも使える。
所有格 whose の例文
(いったい何に基づいて、内容がまったくわからない書類にサインをしたんだい?)
(どうして自分でも意味がわかっていないような言葉を使うんだい?)
(利益を出すもっとも良い方法は、価値が上がり続けている本質的に優れた企業の株を買うことだ。)
目的格 which の例文
(自分のお金で買った家に引っ越すなんて信じられない。)
(自分が完璧には理解していないことについてはコメントしないつもりだ。)
(去年失くしたメガネを見つけたよ。)
※関係代名詞の目的格は省略されやすい。
※ which の代わりに that を使うこともよくある。
関係代名詞 that を使った例文
関係代名詞 that は、先行詞が「人」でも「物事」でも使える言葉で、主格(that)と目的格(that)がある。(関係代名詞 that に所有格はない。)
主格 that の例文
(私の声を聞いた人の多くは、私がナレーターをした方がいいと言う。)
(自分のことを理解してくれる人がいればなあ。)
(今日起こったことはすべて忘れない。)
目的格 that の例文
(本当に愛している人から多くを求めすぎるな。)
(もっとも心を惹かれるカードを一枚選んでください。)
(それについて私ができることは何もありません。)
※関係代名詞の目的格は省略されやすい。
「前置詞+関係代名詞」の例文
関係代名詞が前置詞の目的語Oの場合、「前置詞+関係代名詞」という語順になることもある。
※ご参考:「前置詞+関係代名詞」について|前置詞はどこに置けばいいの?
前置詞 + whom の例文
(彼は頼れる良いやつだよ。)
(何でも話せる友達を持つことは素晴らしいことだ。)
前置詞 + which の例文
(あなたがそう言っている根拠は理解できるし、ある程度は理に適っていると思う。)
(私たちは互いの違いを認め合う世界で生きることができる。)
関係代名詞 what を使った例文
関係代名詞 what は「もの・こと」という意味を含んだ関係代名詞で、文法的には what = the thing which に置き換えて考えるとわかりやすい。
関係代名詞 who, which, that が「形容詞節」を作るのに対して、what は「名詞節」を作るというのもポイントだ。
※ご参考:関係代名詞 what の使い方|接続詞 that との違い
(あなたのことを幸せにしてもっと笑顔にさせてくれることをする時間を取ろう。)
(あなたが私にしてくれたこと、絶対に忘れない。)
私たちにはいわゆる「第六感」というものがある。
さいごに|関係代名詞をもっと学ぶなら
関係代名詞は英文法(語順のルール)の肝とも言える表現だ。
以下のページでは、関係代名詞について論理的に学ぶことができるので、ぜひ参考にしてほしい。
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