英語の文型の謎!She came home angry. は、第何文型!?
英語学習ボックスの動画講義を利用してくださっている方から、また1つ面白い質問をいただいた。
今日は、それに対する回答を動画で共有したいと思う。
「She came home angry は、第何文型ですか?」という、なかなか興味深い質問だ。
質問「She came home angry は、第何文型ですか?」
今回いただいた質問は、次のようなものだ。
以前、「一語の形容詞なのに前の名詞にかかるのはなぜか」という質問をさせていただいた○○です。
新たに、1つ質問させていただきたいと思います。
She came home angry.
I woke up sick.
He died young.
などでは、第1文型で使われるはずの動詞(came home, woke up, died)が形容詞を取って、S=C的な関係を示しています。
これは、第1文型なのか、第2文型なのか、どのように考えればよいでしょうか。
本当の構造を教えていただければと思います。
回答「第1文型SVだと捉えるのがいいです」
大学入学レベルの文法力を身に付けるためには、私はこれらを第1文型SVだと捉えられるかどうかが勝負だと思う。
回答動画の中で詳しくお話ししているが、ここでは「分詞構文」についての理解が必要不可欠だ。
Driving on the road, I saw the accident.
その道路を走っているときに、私はその事故を見た。
この「Driving on the road」という分詞構文を、「現在分詞で始まる分詞構文」ではなく「形容詞で始まる分詞構文」だと認識できるようになろう。
そうすれば、「She came home angry.」のangryを、(being) angryという分詞構文だと捉えることができ、そこを副詞句だと見ることができる。
もちろん、ここに書いた説明だけでは理解できなくて当然なので、時間のあるときに上の回答動画をご覧いただきたい。
さいごに
本サイト「英語学習ボックス」の無料動画講義では、英文法の基礎について一通りお話ししているので、そちらもぜひ参考にしていただきたい。
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