ヤバい!外国人に道を聞かれた!英語で道案内をする6つの神対応

英会話
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英語で道案内

日本政府観光局の統計によると、1990年に約300万人だった訪日外国人客数は、2018年には3,100万人を超えたという。

あなたも実際に、街中で外国人の声を聞くことが増えたと感じているのではないだろうか?

そこで今日は、外国人に道を聞かれたときに役立つ「英語の道案内フレーズ」を6つのシーンに分けてご紹介しよう。

CONTENTS

1. まずは時間を稼ごう!

英語での道案内フレーズ-1

\時間を稼ぐためのフレーズ/

"Let me see ……"
"Please hold on."
"Hold on …… Let me google it."

そもそも「英語での道案内」というのは、ハードルが高くて当たり前だ。

英語での説明に苦労する以前に、日本語だとしても目的地を説明するのはなかなか難しい。

私もつい先日、大阪駅の地下で、おそらく観光に来られていたおばちゃん2人に「スカイビル」への行き方を尋ねられて、かなり苦労した。

(スカイビルに行くには、地下道を通らないといけないんだけど……)
(その地下道の入り口は、地上にあるし……)
(何て言ったらいいのかな……)

同じ日本人相手でも結構緊張すると言うか、上手く説明できずにアタフタしてしまうのだから、外国人相手ならなおさらだ。

そんなときは、いったんクールダウン。とりあえず、時間を稼ぐことにしよう!

 
Let me see ……(えーっと……)
 
Please hold on.(ちょっと待ってね。)
 
Hold on …… Let me google it.(ちょっと待って、Googleで調べさせて。)

このように言えば、相手はきっと「いいヤツじゃん!」と思ってくれる。その隙に、しっかりと落ち着きを取り戻そう。

2. めんどくさいから、連れて行ってあげる

英語での道案内フレーズ-2

\連れて行ってあげるときのフレーズ/

"I’ll take you there, follow me please."
"Shall I go with you?"

目的地への行き方をもっとも的確に伝えられるのが、この方法だ。

「英語で道順を説明しなくちゃいけない……!」という先入観を捨てて、時間があるのならいっそ連れて行ってあげよう!

 
I’ll take you there, follow me please.(一緒に行ってあげるよ、ついてきな!)

 
Shall I go with you?(一緒に行ってあげようか?)

と言ってあげれば、相手も安心するだろう。

途中、会話に困ったとしても心配はいらない。日本人として、堂々と日本語で話しかけよう。きっとそれがコミュニケーションの糸口になるはずだ。

3. 他の人に聞いてあげて、イメージアップを図る

英語での道案内フレーズ-3

\他の人に聞いてあげるときのフレーズ/

"Shall I ask someone else for you?"
"Let me ask someone else."

一緒に連れて行ってあげる時間がなかったり、上手く説明できそうにない、けれども「日本人ってやっぱりイイ奴じゃん!」という印象を何とかして残したい場合には、「他の人に聞いてあげる」という手段がある。

 
Shall I ask someone else for you?(他の人に聞いてみましょうか?)

 
I’m sorry, but I’m a stranger here. Let me ask someone else.(ちょっとよくわかんないから、他の人に聞いてあげるよ!)

と言って、英語をバリバリ話せる日本人を探してあげよう!

4. 不本意ながら、撤退する

英語での道案内フレーズ-4

\撤退時のフレーズ/

"Sorry, I don’t know where that is."
"I’m sorry, but I’m a stranger here myself."
"Sorry, please ask someone else."

若干の心残りにはなるだろうが、抜群の安定感を誇るのが「撤退する」という方法だ。

 
Sorry, I don’t know where that is.(ごめんなさい、どこにあるかわからないの。)
 
I’m sorry, but I’m a stranger here myself.(ごめん、この辺りには詳しくないんだ。)
 
Sorry, please ask someone else.(ごめん、他の人に聞いてもらえるかな。)

などと言って、何とかその場をやり過ごしてみよう。

それでも、思うように道案内ができなかったことで、「今度こそは英語で道案内くらいはできるようになろう!」と思えるはずだ。

5. まっとうに、英語での説明に挑戦してみる

英語での道案内フレーズ-5

ここまで、かなり実用的な対応策をご紹介したが、「英語での道案内」と言うと、やはり気になるのは「英語でどう説明するのか」だろう。

ここでは、外国人に正面から向き合い、まっとうに道案内をするときに役立つ典型的なフレーズをまとめておこう。

1. (地図を持ち出して)今、ここにいます

 
You are right here.(今、ここにいます)
 
ここでのrightは「ちょうど」という意味の副詞よ。「右」っていう意味じゃないから注意してね。

2. 真っ直ぐ行って……

 
Go straight this street, and ……(真っ直ぐ行って……)
 
最低でも、この "Go straight" は覚えておいてね。

3. ○○を右に曲がってください

 
Turn right at the second traffic lights.(2番目の信号のところで右に曲がってください。)
 
“turn right” だけじゃなくて “turn right at” までまとめて覚えるのがポイントね。
 
“turn right at ……” まで言ってしまえば、続けて「曲がる場所」を言えばいいだけだよな。

4. 突きあたりまで真っ直ぐ行ってください

 
And walk to the end of the street.(で、突きあたりまで真っ直ぐ行ってください)
 
「突きあたり」は “the end of the road” や “the end of the street” ね。
 
俺の心の「突きあたり」には、オリヴィア、いつも君がいるんだぜ!
 
ハイハイ。

5. ○○を通り越してください

 
Turn left, and go past the convenience store.(左に曲がって、コンビニを通り越してください。)
 
pastは「~のそばを通り過ぎて」という意味の前置詞よ。
 
“Go past ……” の後ろに、目印(landmark)となるものを添えてあげよう!
 
Go past the bank.(銀行を通り過ぎてね。)
 
Go past the parking lot.(駐車場を通り過ぎてね。)
 
Go past the gas station.(ガソリンスタンドを通り過ぎてね。)
 
Go past the post office.(郵便局を通り過ぎてね。)
 
こうやって見てみると、やっぱりある程度の単語力も必要だとわかるわね。

6. ○○が見えてきます

 
You’ll see a bakery on your right.(右手にパン屋さんが見えてきます。)
 
“You’ll see ……” は目印(landmark)を教えてあげる有名なフレーズよね。

7. (あなたの目的地は)○○の隣です

 
さあ、いよいよここからは、目的地をハッキリと伝えるためのフレーズよ。
 
It’s next to the bakery.(パン屋さんの隣です。)

8. (あなたの目的地は)○○の手前です

 
It’s just before the bakery.(パン屋さんの手前です。)

9. (あなたの目的地は)○○の次です

 
It’s just after the bakery.(パン屋さんの次です。)

10. (あなたの目的地は)道を挟んだ○○の向かいです

 
It’s across from the parking lot.(駐車場の反対側です。)

11. (あなたの目的地は)○○の正面です

 
It’s in front of the parking lot.(駐車場の目の前です。)

12. (あなたの目的地は)その角にあります

 
It’s on the corner.(その角にあります。)
 
ここで紹介した12個のフレーズ、あなたは本当にちゃんと使いこなせるかしら?

これら12個の道案内フレーズは、どれも英会話の基本的なものだ。

繰り返し口ずさんで、しっかりと自分の体に落とし込んでおこう。

6. 別れ際に、好印象を与える

英語での道案内フレーズ-6

\別れ際のフレーズ/

"Have a good day!"
"Have a good night!"
"Have a nice trip!"
"Take care!"
"Please enjoy staying in Japan!"

そして、無事に英語で案内をすることができたなら、最後に一言添えて見送ってあげよう。

 
Have a good day!(楽しんでね!)
 
Have a good night!(楽しんでね!)
 
Have a nice trip!(旅行楽しんでね!)
 
Take care!(気を付けてね!)
 
Please enjoy staying in Japan!(日本を楽しんでね!)

さいごに

いかがだっただろう。道案内自体がけっこうハードルの高いものなので苦労するが、今日ご紹介した対応策やフレーズを何度か口ずさみ、ぜひキミ自身に落とし込んでみてほしい。

 

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