regret to do と regret doing の違い|ビジネス英語でも頻出
regret to do は「残念ながら〜します」という意味で、未来のことをイメージした表現だ。
一方で、regret doing は「〜したことを後悔する」という意味で、過去のことをイメージした表現だ。
こうした意味の違いは、不定詞( to do )と動名詞( doing )の違いに由来する。
regret to do の例文
regret to do(残念ながら〜します)は「未来のこと」をイメージした表現だが、こうした意味になるのは、不定詞( to do )が「未来のこと」を表す傾向にあるからだ。
ここでの regret は「後悔する」というよりは「残念に思う」というニュアンスで押さえておこう。
なお、ビジネスシーンでは、「残念ながら〜します」が転じて「申し訳ありませんが〜です」というニュアンスでもよく使われる。
(残念だけど、それが誰なのかわからないや。)
(残念だけど、もうその約束を守ることはできない。)
(申し訳ござませんが、決済が失敗したことをお伝えいたします。)
(申し訳ございませんが、明日は休業とさせていただきます。)
regret doing の例文
regret doing(〜したことを後悔する)は「過去のこと」をイメージした表現だが、こうした意味になるのは、動名詞( doing )が「過去のこと」を表す傾向にあるからだ。
(彼と別けれたこと、後悔してるの?)
(昨日妻に言ったことを後悔している。)
(仕事を辞めたこと、後悔してないよ。)
(タイへのフライトを早めに予約しなかったことを後悔しています。)
さいごに|不定詞と動名詞の違いが肝
名詞的用法の不定詞( to do )も動名詞( doing )も、どちらも「〜すること」という意味を持つが、そこには大きな違いがある。
・名詞的用法の不定詞( to do )は「未来のこと」
・動名詞( doing )は「過去のこと」
こうした基本に沿って、regret to do(残念ながら〜します)と regret doing(〜したことを後悔する)の違いを押さえておこう。
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