外国人客への販売が楽になる!そのまま使える接客英語フレーズ23選
近年、日本にやってくる外国人の人数が急激に増えており、これから先も増え続けることが見込まれています。
今までは日本人だけを相手にすればよかった販売店の接客担当者も、英語が苦手だからといって、外国人客を無視し続けることはできません。
そこで今回は、販売の仕事をしている人が外国人の接客に使える英語フレーズを23個、厳選して紹介します。
英語が苦手な人でも安心してください。
来客時の挨拶から会計を終えてお店を出て行くまで、一通りの流れにそって覚えるだけで、そのまま使える英語フレーズばかりです。
だから、「あっ、外人が来た。どうしよう……」なんて不安になる必要はありません。
堂々とした態度で「いらっしゃいませ!」と外国人客に声をかけて売り上げアップしましょう!
CONTENTS
お客様来店時の接客英語フレーズ
昼:Good afternoon.
夜:Good evening.
「いらっしゃいませ。」
「いらっしゃいませ」=「Welcome」と思いがちですが、お客様がお店に来たときは「Good morning.」「Good afternoon.」「Good evening.」と言うのが一般的です。
さらに、わざわざ雨の日に来てくれたときには、
天気の悪い日にご来店いただきありがとうございます。
のように付け加えるとベターです。
店内でキョロキョロしているお客様を見つけたら
「何かお探しですか?」
英会話の教科書に必ず載っている定番の表現です。こう言えば必ず通じます。
「何か探すのをお手伝いいたしましょうか?/ 何かお探しですか?」
何か探しているみたいだけれど、見つけられなくて困っている様子ならこれを使いましょう。
「実は~がほしんですよ。」と答えてくれるはずです。
また、
「ほしいものはお決まりですか?/特にお探しのものがありますか。」
も「Can I help you find something?」と同じように使えます。
使いやすい方を使うといいでしょう。
「別の店員が用件をお伺いしましたか?」
複数の店員がいるお店で役に立つ表現です。
まだ誰も対応していないのか、それとも、すでに他の店員が接客していて、在庫を探しに席を外しているのかを確認するときに使えます。
商品をおすすめするときの接客英語フレーズ
「この商品はいかがですか。」
お客様が「う~ん。この商品、ちょっと違うんだよなあ・・・」という顔をしているならこれ。迷惑がられない程度に、どんどんおすすめしましょう。
「この商品はとても人気があります。」
「人気がある」と言われたら、「それなら買ってみようかな」って思いますよね?
人気商品があるなら使ってください。
迷っているお客様の背中を押すことができるはずです。
在庫を確認するときの接客英語フレーズ
「在庫があるか確認します。2、3分で戻ってきます。」
英語で何と言えばいいか分からないからといって、無言で在庫確認に行ってはいけません。
上記の接客英語フレーズをそのまま覚えておいて、そのまま使いましょう。
そして戻ってきたときには、以下のように言いましょう。
「お待たせしました。こちらが商品でございます。」
「その商品は在庫を切らせています。」
お会計前の接客英語フレーズ
「あちらでお支払いください。」
レジの場所が分かりにくい場合は、こう言って案内してあげましょう。
「列に並んでお待ちください。」
割り込みするのが当たり前という国から来た人もいるので、しっかりと「列に並んでね」と伝えることが大切です。
「空の箱をレジに持って行ってください。実際の商品と交換します。」
大手の販売店では、展示されている箱は空っぽで、現品はレジの後ろの棚に保管してあるということもよくあります。
そんなときに使ってください。
なお、空箱ではなく商品番号が書かれたカードをレジに持って行ってほしい場合は、「an empty box」の代わりに「a product card」と言うだけです。
お会計のときの接客英語フレーズ
「お会計は、税込みで4,980円です。」
そしてお金を受け取ったら
「5,030円お預かりします。」
と言います。
「おつりを50円お返しします。」
代金やおつりの金額はレジに表示されるから、無理して英語で言わなくても通じます。
でも、「何事も練習」と思って言ってみるのもいいでしょう。
お客様がお店から出て行くときの接客英語フレーズ
「よい1日をお過ごしください。」
朝や昼なら上記の表現。夕方や夜なら
「よい夜をお過ごしください。」
と言います。
また、お店の出口まで見送る場合は、
「出口までお見送りします。」
と言いましょう。
そして最後に、
「ありがとうございます。またどうぞお越しください。」
と言えば完璧です。
好印象を与える接客のポイント
そのお店に対する評価は、品揃えだけでなく販売員の態度によって大きく左右されます。
販売員の印象がよかったら、「いい買い物をした。またこのお店で買おう」と思うし、印象が悪かったら「もう二度と来るか!」って思うはずです。
外国人客にいい印象を与えるために大切なことは、
・大きな声ではっきりと話すこと
・オドオドした態度を見せずに、最後まで私が責任をもって対応しますという態度を見せること
です。
英語が上手か下手かなんてあまり関係ありません。
堂々とした態度で、笑顔で接客することが大事。
それができたら、外国人の接客は成功したも同然です。
なお、接客英語についてもっと知りたい場合は、こちらの接客英語マニュアルがおすすめです。
ライター紹介
社会人になってから、英語力ゼロの状態から勉強を始めてTOEIC 940点を取得。ニュージーランド、アメリカでの留学・就労経験と英語力を活かし、1,500人を超える日本人に英語学習を指導してきました。
■ホームページ
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