もう間違わない! “look forward to” の正しい使い方講座

英文法
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「品詞」という言葉は、文法用語の中でも一二を争うほどの嫌われ者だが、学習効率を上げるためには多少は意識しておいた方がいい。

これまでも何度か述べたことがあるのだが、品詞とは「他の部分との繋がり」を表してくれる非常にありがたい存在なのだ。

今日は、この「品詞」という目線をスパイスとして加えながら、中学生にも馴染みのある “look forward to” という表現の正しい使い方について、仲良し二人組に説明してもらうとしよう。

 
それじゃあ、ジェフとオリヴィア、今日もよろしくね!
 
おっ、出番だぜ、オリヴィア。
 
まったく。あなたと “にこいち” だなんて、心外だわ。

look forward to の “to” は、前置詞!

 
しかし、 “look forward to” について話せと言われてもなぁ。少々、唐突だぜ。
 
もう、しっかりしなさいよ。これもあなたの仕事でしょう?
 
わかってるって。まあそうすると、また例によって「状況」を設定した方がいいな。
 
「状況」って?
 
だから、 “look forward to” っていうフレーズを使いそうな状況だよ。
 
オマエ、意外と鈍いな。
 
……。
 
!!
 
イデデデデ……!!
このとき、ジェフは瞬時に理解した!
「オマエ」という言葉と「鈍い」という言葉がオリヴィアを二重にイラつかせ、その結果、自らの足が踏みつけられているということを……!

 
わかったから、早く話を進めなさいよ。
 
ハイ……。
 
そうだな、じゃあ……
 
「オリヴィア、次の日曜日、たまには映画でも見に行かないか?」
 
どうして私が、せっかくの日曜日に、あなたと映画を見に行かないといけないのよ。
 
いや、だから……「例」です、「例」。
 
ああ、そういうこと?
 
「いいわよ、仕方ないわね。」
 
(できればもうちょっと乗ってください。)
 
よかった、ありがとう!
 
“I’m looking forward to Sunday!” (日曜日を楽しみにしてるよ!)
 
とまあ、例えばこんな感じだな。
 
終わった?ヤレヤレだわ。
 
で、実は今の一連の流れから、あることがわかるんだ。何だと思う?
 
私が心から、あなたとは映画に行きたくないってこと?
 
オリヴィアさん。それじゃあ文法の話になりませぬ。
 
わかるのは、 “to” が前置詞だってことさ。後ろに “Sunday” っていう名詞が続いてるってことは、 “look forward to” の “to” は前置詞のハズだろ?
 
確かにそうね。 “to” と言われると、どうしても不定詞の “to” をイメージしがちだから、ここは注意が必要ね。
 
そういうこと。イディオムに含まれる “to” が前置詞の “to” である場合には、十分注意しよう!

“look forward to see you again” は間違い!

 
それじゃあ、もう一歩、話を進めるぜ。
 
「オリヴィア、今日はありがとう。楽しかったよ!」
 
「私もよ、ジェフ!ずっと観たかったの、 “ドラえもん・のび太の日本誕生”」
 
「ホントに!?よかった!」
 
「やっぱり、 “ギガゾンビ” は最高ね!」
 
「じゃあ、またね!」
 
“I’m looking forward to seeing you again!”(また会えるのを楽しみにしてるよ!)
 
ふぅ……。まったく、あなたのショートコントに付き合うのも大変だわ。
 
よくとっさに “ギガゾンビ” とか出てくるな。
 
あらジェフ、だって、アニメはニッポン文化の誇りでしょう?これくらい知ってて当然よ。
 
で、何が言いたかったの?
 
そうそう、 “look forward to” の正しい使い方だよな。
 
今回注意してほしいのも、 “to” の後ろなんだ。
 
というと?
 
さっき言ったように、ここでの “to” は前置詞だったよな?
 
ええ、そうね。
 
基本的な文法事項だが、前置詞の後ろには「名詞」が置かれなくちゃいけないんだ。
 
それで?
 
だから、 “I’m looking forward to see you again.” は間違いってこと。前置詞 “to” の後ろに、動詞の原形が来ちゃいけない。ここは「名詞」の働きをするもの、つまり動名詞 “seeing you again” が来なくちゃいけないんだ。
 
なるほど、わかりやすいわ、ジェフ。確かにここも注意が必要ね。
 
みんなも「前置詞の後ろには名詞」だってことを、しっかりと意識しておいてくれ!

“look forward to” か? “be looking forward to” か?

 
あと、あれも補足しておいた方がいいんじゃない?
 
ああ、進行形にするかどうかっていう話か。
 
結論から言うと、これはどちらでもいいわね。
 
“I look forward to seeing you again.”(○)
 
“I’m looking forward to seeing you again.”(○)
 
現在形(look forward to)だと、どちらかと言うとフォーマルな感じ。
 
現在進行形(be looking forward to)は、どちらかと言うとカジュアルな感じよ。
 
状況や相手によって使い分けができればエクセレント!
 
とまあ、今日はこんなところかしら?
 
そうだな。今回の話についても、大学受験やTOEICでもよく出題されるから、ちゃんと覚えておこうぜ!
 
それじゃあみんな、勉強頑張ってね!
 
(あっ、また猫被ってやがる。)
 
バイバイ!

まとめ

いかがだっただろう?大切なポイントは、ちゃんと頭に残っただろうか?

彼らが説明してくれている記事は他にもいくつかあるので、またの機会に参考にしてみてほしい。

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