
acronym(アクロニム)という言葉を聞いたことがあるだろうか?複数の単語の頭文字(イニシャル)を取って創られた語のことで、「頭字語」と言われるものだ。
今日は、無数にあるacronym(アクロニム)の中でも、私たちに勇気を与えてくれるものを5つ厳選してご紹介しよう。
1. FOCUS(一点に集中する)
まずは、ロバート・キヨサキ氏のベストセラー「金持ち父さん・貧乏父さん」の中に出て来るものをご紹介しよう。
夢や願望を達成させるための秘訣を教えてくれる、素晴らしいacronym(アクロニム)だ。
FOCUS……
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Follow
One
Course
Until
Successful
「成功するまで一つの道を追い続けろ!」
ロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん・貧乏父さん」は、日本の教育システムの上ではなかなか出会うことのない、お金というものについて教えてくれる名著である。
2. FEAR(恐れ)
続いて、作家であり弁護士でもあるカップケーキ・ブラウン氏の言葉だ。彼女は、恐れ(fear)というものに対する二通りの反応について教えてくれている。
FEAR……
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カップケーキ・ブラウン氏は、次のように言っている。
“Always remember the acronym for “FEAR” can mean one of two things: Fuck Everything And Run or Face Everything And Recover.”
FEAR(恐れ)という言葉には、次のうちどちらかのアクロニムがある。「すべてを放棄して逃げ出す」か「すべてに向き合って乗り越える」か、だ。
3. TODAY(今日こそは)
カミル・アリ氏は、南米北東部のガイアナ共和国出身の小説家だ。彼は私たちに、today(今日)という言葉の意味を伝えてくれている。
TODAY……
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Turn
On
Dreams
Abandoned
Yesterday
「昨日諦めた夢を取り戻すための日」
4. RACE CARE(人種への想い)
こちらも、カミル・アリ氏のacronym(アクロニム)だ。しかも何と、careはraceのanagram(アナグラム)になっているから驚きだ。
※anagram(アナグラム)
…ある単語の文字列を並び替えて出来上がる、まったく別の単語。「evil(悪) ⇒ e, v, i, l ⇒ live(生きる)」など。
RACE CARE……
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Respect,
Accept
and
Coexist
Ethnically
「尊重し、受け入れ、共存する。たとえ民族が違ったとしても。」
5. SMILE(笑顔)
最後は誰の言葉かはわからないが、素敵な表現だと思う。
笑いを科学的に研究している韓国のイ・ユンソク氏によると、人生を80年とした場合、人が一生で笑っている時間は約22時間30分だそうだ。率にして、たったの0.003%。
このacronym(アクロニム)が教えてくれているように、笑顔でいれば思いもよらない何かが起こるかも知れない。
SMILE……
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Special
Magic
In
Living
Everyday
「日々生きる中での特別な魔法」
まとめ
いかがだっただろう。どのacronym(アクロニム)も、毎日をがんばって生きる私たちの心に、ほんのちょっと勇気を与えてくれるものだったのではないだろうか。
ぜひキミも、いくつかの英単語を「イニシャって」、オリジナルのacronym(アクロニム)を創ってみてほしい。
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