日本政府観光局の統計によると、外国人観光客の数は、2013年に1,000万人、2014年に1,300万人を超えた。日常で外国人と接する機会も増え、簡単な英会話くらいは身に付けたいと思っている人も多いと思う。
そんなとき、とても便利なのがオンライン英会話(スカイプを使った英会話)だ。
そこで今日は、初めてオンライン英会話に臨む上で準備しておくべき英会話のフレーズを36個まとめておこう。
また、無料で体験できるオンライン英会話を5つまとめておくので、そちらも参考にしていただきたい。
無料で体験できるオンライン英会話(スカイプ英会話)5選
1. レアジョブ
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2. 産経オンライン英会話
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3. ジオスオンライン
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4. エキサイトスカイプ英会話
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5. オンライン英会話hanaso
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1.「軽く挨拶をして打ち解ける」編

オンライン英会話は、無料体験でも当日予約で即始められることが魅力のうちの一つだ。
予約した時間になると、先生からのコールが入りレッスンがスタートする。まずは簡単に挨拶をして、自分自身の緊張をほぐしてみよう。「あ、意外と普通にコミュニケーションを取れるんだな」という感覚が持てるはずだ。
1. はじめまして。
Nice to meet you.(お会いできて嬉しいです。)
スカイプでの英会話なら顔も見えるから、実際に「会っている」わけじゃないけど「Nice to meet you.」でOKよ。
Nice to talk to you.(お話しできて嬉しいです。)
talkは自動詞だから、前置詞toを忘れないでね。
(It is) nice to meet you.
(It is) nice to talk to you.
書き言葉では省略されないようなものも、話し言葉だとけっこう省略されるのよね。
2. ○○です。(名乗る)
My name is Jeff Almond.(私の名前はジェフ・アーモンドです。)
I’m Jeff Almond.(ジェフ・アーモンドです。)
「I’m ……」の方がカジュアルだけど、別に慣れるまでは「My name is ……」でもいいと思うぜ。
そう言えば、ジェフのファミリーネーム(姓)は「Almond」なのよね。
この前、ある読者さんが「アーモンドみたいに小粒なヤツだからですか?」って言ってたけど、その通りよ。
そうそう、俺はアーモンドみたいに小粒なヤツで、すぐに誰にでもパクッと食べられちゃう……
3. ○○って呼んでください。
Please call me just Jeff.
こうやって副詞のJustを付けることで、「かしこまらずに単に○○って呼んでください」というニュアンスが伝わるわ。
Mr. AlmondやMr. Jeff Almondって呼ばれても、堅苦しいしな。
もし付けるなら、Mr.やMs.はファミリーネーム(姓)かフルネームに付けてね。
4. 調子はどうですか?
How are you doing?(調子はどうですか?)
5. (How are you?と聞かれて)元気ですよ。
I’m great, thank you, and you?(元気ですよ、あなたは?)
I’m fine, thank you, and you?(元気ですよ、あなたは?)
I’m good, thank you. How about you?(元気ですよ、あなたは?)
「I’m fine」とか「I’m good」って答えるだけじゃなくて、最後に「and you?」や「How about you?」を加えてね。
6. (How are you?と聞かれて)まあまあかな。
7. (相手の調子を聞いて)それはよかったです。
I’m good, thank you, and you?
8. スカイプ英会話は初めてです。
This is the first time to take a Skype English lesson.(スカイプ英会話は初めてです。)
こう言っておけば、先生も「初心者さんなら、丁寧に導いてあげよう」と思ってくれるはずよ。
この「This is the first time to ~」っていうフレーズは、便利そうだな。
9. ちょっと緊張しています。
I’m a little nervous.(ちょっと緊張しています。)
10. 無料体験で来ています。
I'm taking this lesson as a trial.(試しにこのレッスンを受けています。)
スカイプの先生は、こっちが無料体験で来ているということをわかってないこともあるわ。
でも、注意して。「体験で来ている」ということを伝えると、そこから結構な確率で「講座の説明」がスタートするわ。
2.「日本語でも困る自己紹介に備える」編

自己紹介というものは、日本語でもあまりスムーズに行かないものだ。「英語での自己紹介なんてぎこちなくて当たり前!」と、開き直ればいいと思う。
褒めるべきは、「英語で完ぺきに自己紹介できる自分」ではなくて「英語でコミュニケーションを取ろうとしている自分」のはずだ。
「普段何をしているか?」や「好きなことは何か?」など、話のフックとなるようなことさえ用意しておけば、そこから先生が話を導いてくれる。
11. 私の仕事は○○です。
I’m a college student.(大学生です。)
I'm an office worker.(会社員です。)
I’m an engineer.(エンジニアです。)
I’m an entrepreneur.(起業家です。)
I work for an IT company.(IT企業で働いています。)
I work for a bank.(銀行で働いています。)
I work in the building industry.(建築業界で働いています。)
I work in the food industry.(食品業界で働いています。)
「I’m a(職業)」「I work for(会社)」「I work in(業界)」を、いろいろと使ってみるといいわよね。
12. 趣味は○○です。
My hobby is traveling.(趣味は旅行です。)
I enjoy reading books.(本を読むのが好きです。)
I enjoy hanging out with my friends.(友達と出かけるのが好きです。)
「My hobby is ……」に加えて「I enjoy ……」も使っていこう。
13. ○○にはまっています。
I’m into going for a drive.(ドライブにはまっています。)
まさに「はまっています」という感じがピッタリの表現だな。
3.「会話のペースを整える」編

相手の話を聞いているときに、適度に「相槌」を打たなければ、「あっ……私、コミュニケーションを取れてない」と勝手に緊張してしまう。
日本人は相槌を打ち過ぎる傾向にあると言われるが、最初はそんなことお構いなしだ。
相槌をバシバシ打って、コミュニケーションを取ろうとする姿勢を身に付けよう。
14. うん、うん。
ねぇ、ジェフ。この前、キャロラインと一緒に、お寿司を食べに行ったの。
「自宅のプールで鯖を飼おうかな~」とか言ってんの!
15. なるほど。
ごめんなさい、ジェフ。本当はもっとあなたと話していたいんだけど……
この急な終わり方は、「スカイプ英会話あるある」な。
16. そうそう、その通り。
スカイプ英会話のレッスンでは、こういったフレーズも有効だな。
そうね。先生が、あなたの言ったこと(言おうとしていること)を要約して、「○○さんは~なんですね?」と確認してくれることが結構多いわ。
そのときの返答が「Yes」だけじゃあ、ちょっと味気ない。
「Exactly(その通り)」や「Absolutely(まさにその通り)」を適度に織り交ぜていこう。
4.「上手く聞き取れないときの対応」編

何事もそうだが、「わかっているフリをする」というのが一番もったいない。
もっともっと、自分の足りないところ・できないことに対して素直になっていこう。
英会話レッスンでも、ここで紹介するフレーズを思い切って使ってほしい。
17. えっ!?何て!?
18. もう一度言ってもらえますか?
Could you say that again?(もう一度言ってもらえますか?)
19. もう一回、説明してもらってもいいですか?
Could you explain that again?(もう一回、説明してもらってもいいですか?)
20. もう少しゆっくり話してもらえますか?
Could you speak more slowly?(もう少しゆっくり話してもらえますか?)
21. 言っていることがよくわかりません。
I don’t understand what you mean.(言っていることがよくわかりません。)
5.「自分のペースを整える時間稼ぎ」編

ある程度のフレーズや文法が頭に入っていたとしても、会話の中でそれらを瞬時にアウトプットできるかは、また別の問題だ。
せっかくのレッスンなので、「ちょっとゆっくり考えたいな」というときには、ここで紹介するフレーズを使ってしっかりと時間稼ぎをすればいいと思う。
22. えーっと……
23. ちょっと考えさせてください。
ちゃんと時間を取って、考える姿勢を見せるなら、こんなフレーズが有効よ。
Let me think for a while.(ちょっと考えさせてください。)
24. ちょっと待ってください。
こんなのも、ちょっと待ってほしいときに使えるよな。
Hold on a moment.(ちょっと待ってください。)
Hang on a moment.(ちょっと待ってください。)
「a moment(瞬間)」の代わりに「a second(秒)」を使っても同じような意味よ。
25. 英語で表現するのは難しいです。
わかんないときは、素直にこう言うのもアリだと思う。
It’s difficult for me to express that in English.
「言いたいことは頭にあるけど、英語にするのは難しい」ってカンジね。
6.「学びを深める質問」編

質問自体も、コミュニケーションの一部だ。実際に先生がいるわけだから、スカイプ英会話ではいろいろと質問して、リアルな英語表現をどんどん盗んでいこう。
26. ちょっと待って、質問していいですか?
I have a question.(質問があります。)
May I ask you a question?(質問してもいいですか?)
May I ask you something?(ちょっと聞いてもいいですか?)
Excuse me, may I ask you a question?
「I’m sorry」は、どちらかと言うと実際に謝る対象(遅刻とか)がある場合に使うんだ。
今回みたいに、単に質問するだけなら「I’m sorry」は大袈裟かな。
ちなみに、「ask you a question」の部分は、「人+物」という語順の第4文型SVOOだぜ。
基本的な文法が理解できていると、フレーズもより頭に入りやすいわね。
27. ○○って、どういう意味ですか?
What do you mean by cram school?(cram schoolって、どういう意味ですか?)
聞いたことのない単語や表現が出てきたときには、こう言って説明してもらうのもいいんじゃない?
28. (直前に言った内容が)伝わりましたか?
Does it make sense?(今の、伝わましたか?)
「make sense」は「意味を成す」という意味だ。
自分が発した表現に自信がなければ、こう言って確認するといいわね。
29. 今の言い方、合ってますか?
Was it correct?(今の言い方、合ってますか?)
Was it right?(今の言い方、合ってますか?)
30. 正しく言うとどうなりますか?
How do you say it correctly?(正しく言うとどうなりますか?)
正しい英語表現を知りたいときは、こう言って教えてもらおう。
31. もうちょっと自然に言うと?
How do you say it more naturally?(もうちょっと自然に言うと、どうなりますか?)
「関係詞節使いすぎたかな~?」みたいなときに、聞いてみるといいんじゃない?
32. ○○って、英語でどう言いますか?
How do you say this in English?(これ、英語で何と言いますか?)
What do you call this in English?(これ、英語で何と言いますか?)
スカイプだから身の回りのものをカメラに映して、いろいろ聞いてみることもできるわね。
ちなみに、sayは第3文型SVOを作る他動詞だから「副詞のhow」と一緒に、callは第5文型SVOCを作る他動詞だから「名詞のwhat」と一緒に使うってわけだな。
7.「感謝を伝えて別れる」編

スカイプ英会話のレッスンには時間の限りがあるので、話の流れを無視して唐突にフィナーレを向かるが、別れ際には感謝の気持ちをしっかり伝えよう。
33. レッスンありがとう!
Thank you for your lesson.(レッスンありがとう!)
34. とても楽しかったです。
It was very nice talking with you.(お話できてとても楽しかったです。)
「動名詞」は「名詞的用法の不定詞」よりも、過去っぽいニュアンスを含むものだ。
レッスンの会話を振り返っての言葉だから、動名詞「talking with you」を使うのね。
もちろん、文頭のItが形式主語(仮主語)で、動名詞「talking with you」が真主語(本当の主語)だ。
35. よい一日を。
Have a good (nice) day.(よい一日を!)
「Have a good one」は学校ではあまり習わないけど、ネイティブの間ではよく使われるフレーズだ。
時間帯によっては、「Have a good (nice) night」なんかを使うといいわね。
36. お元気で。
Thanks. You too.(ありがとう、あなたもね。)
相手に「Take care」と言われたら、ちゃんと「Thanks. You too.」って返してね。
まとめ
いかがだっただろう。インターネットというインフラが整っているので、外国人とコミュニケーションを取る機会は、実は身近にあるのだ。
この記事でまとめたフレーズを手元に、スカイプ(オンライン)英会話に一歩踏み出してみるのもよいのではないだろうか。
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