晴山陽一先生の「英語絶対試験力」でアジア英語の壁を越えろ!

一言に英会話と言っても、その段階はさまざまだ。
単語だけのコミュニケーションで満足する人もいれば、レストランでのオーダーミスを指摘できるようになりたい人もいる。
また、アジア英語で十分だという人もいれば、ネイティブとの会議でも対等に渡り合えるようになりたいという人もいるだろう。
すべての人が「ネイティブレベル」を目指す必要はまったくないと思うが、今日は、アジア英語の壁を越えて、ネイティブレベルに近づきたい人のために、あるコンテンツをご紹介しよう。
英語関連の書籍を130冊以上出版されている先生の新教材なので、ぜひ参考にしてもらいたい。
アジア英語と世界の壁
偶然ではあるが、この記事を書く前日に、マレーシアで会社を経営されている方と一緒にお食事をさせていただく機会があった。
いろいろと楽しいお話を伺う中で、ふと、英語の話になったときのこと。こんな話をお聞きした。
「銀行などとの専門的なやり取りは、英語がしっかりできるスタッフに任せている。でも、そのスタッフも、ネイティブとの会議では “英語ができないなら帰れ!” と言われたみたいで、かなり落ち込んでいたよ。何を言っているのか、まったく聞き取れなかったと言っていた。」
実際のビジネス現場で英語を使われている人の、生々しい体験談だ。
発音やアクセントはもちろんのこと、発話のスピードが、アジア英語とネイティブ英語の決定的な違いだということを、私自身、改めて確認でき勉強になった。
発話や読解の速度を表す wpm とは?
その「発話のスピード」についてだが、あなたは、wpmという言葉を聞いたことがあるだろうか?「言葉」ではなく「単位」と言えば、ピンと来るかも知れない。
words per minute の頭文字を取ったもので、一分間あたりに読んだり発したりできる単語の数を表す指標だ。
当然だが、「日本人の発話スピード」と「ネイティブの発話スピード」の間には、大きな開きがある。
日本人 … 120wpm(ワード/分)
TOEIC … 150wpm(ワード/分)
ネイティブのニュース … 200wpm(ワード/分)
ネイティブの会話 … 220wpm(ワード/分)
参考資料:http://zettaihatsuwa.aglaia-inc.com/
ネイティブレベルでのコミュニケーションが必要な人にとっては、この200wpm(ワード/分)を、一つの目安にする必要がありそうだ。
発話での「高速アウトプット」が中心の教材
ネイティブとのコミュニケーションに自信を持つためには、この200wpm(ワード/分)という速度に慣れる必要がある。
ただ、多くの人が気付いているように、高速での英語を「単に聴くだけ」では、なかなか学習を継続することはできないし、そもそも、流れてくる音声を聴くだけの作業を「学習」とは言えないだろう。
「聞き流す系」の教材がたくさん出回っている中で、今日ご紹介する晴山陽一先生監修の「英語絶対試験力」は、そういった教材とは一線を画すものだ。
「聴く」という過程はもちろん踏まえるのだが、150~230wpmという速度でフレーズを発話するレッスンが大量に設けられているのが、一つの大きな特徴だ。
楽して結果を得たい人には合わないかも知れないが、努力に見合った結果を求める人には最適の教材となっている。
具体的には、こんな感じ!
晴山先生の教材をベースに勉強を続ければ、こんな感じの高速発話が可能にる。高校生の女の子が、こんなにも滑らかに英語を喋れるようになるなんて驚きだ。
きっと感動すると思うので、ぜひ、下の実践動画をご覧いただきたい。
晴山陽一先生監修の「英語絶対試験力」
さて、お待たせしてしまったが、こちらが晴山陽一先生の「英語絶対試験力」という教材だ。
下記の案改ページには「ソフトウェア」と書いてあるが、今風に言うと「アプリ」といったところだろう。お手持ちのPCに教材をインストールして利用する形だ。
晴山先生は、これまでに130冊以上もの書籍を出版されてきた、英語学習研究の第一人者。英語学習に悩みを抱えている人は、ぜひ頼りにしてみてほしい。
注意点:Microsoft Windows専用の本ソフトウェア製品で、他のOS環境での利用はできないそうだ。